しばらく時が経ち、再びパタヤに戻ることにした。
ソンクラーンの季節がやってきたからだ。
俺は日本から、Nちゃんは香港から、それぞれスワンナプーム空港へ向かい、再会した。
2人共深夜便で飛び立ち、早朝に集合した。
彼女は出稼ぎのため香港に滞在していたが、忙しくてゆっくりする暇もなく、痩せた姿が痛々しい。
物価の高い香港では一日一食、カップ麺で済ませる生活。
二段ベッドが並ぶ狭い部屋で、いびきのうるさい同居人に悩まされ、大変だったようだ。
行き方がよくわからない方はこちらの動画を参考にしてみてください。
深夜便で来て朝一番のバスで出発したい方は、早めにチケット売り場に並んでいた方がいいと思います。混雑しているので。
Nちゃんのコンドミニアムに到着して掃除して就寝。
夜まで寝てナイトマーケットに行ってきた。
ジョムティエンにあるナイトマーケット。
Nちゃんは久しぶりにタイ料理を食べて喜んでいた。
次の日、初めてソンクラーン期間のパタヤを体験する。
初めてのソンクラーンに対する期待は大きかったが、全身ずぶ濡れになるほどの水かけに驚いた。
貴重品の管理には細心の注意が必要。
防水非対応のスマホは危ない。
それくらい激しく水を掛けられる。
ソイブアカーオやセカンドロード、ビーチロードでは特に激しく水をかけられるため、買い物も一苦労だった。
セントラルフェスティバルに行くと、Nちゃんが指輪をプレゼントしてくれた。1万円ほどの指輪で、正月に俺が指輪をあげたお返しだという。
驚きと喜びでいっぱいになり、タイ人の彼女からの心温まる贈り物に感謝した。
夜はいつものクラブで、ソンクラーンの水かけを楽しんだ。
何度も通っている場所なので、顔なじみのスタッフたちが覚えていてくれ、楽しいひとときを過ごすことができた。
店内が水びたしになるほどの水かけ大会に参加し、ソンクラーンの真髄を味わった。
知らない人とも水をかけ合うことで、コミュニケーションを深め、ナンパにもおすすめだ。
ソンクラーンだと知らない人に水をかけてコミュニケーションをとってなかよくなれることもあるので個人的には楽しい。
ナンパにもおすすめ。
Nちゃんは水鉄砲で大いに楽しんでいたが、俺が水をかけるとかなり不機嫌になる。
女の子は丁重に扱わないとね。
続く
ソンクラーン中は水鉄砲の値段が爆上がりします。
BIGCというスーパーなら、比較的安く手に入ると思います。