次の日、ウォーキングストリートでの水かけ祭りに挑むことにした。
まずは街全体を見たくて、セカンドロードからビーチロードへ向かうソンテウに乗り込んだが、これが大失敗。
一瞬でずぶ濡れになり、冷たい水がバシャバシャとかけられる。
ソンテウなんて、標的以外の何物でもない。
水を掛けられたくない人は乗ってはいけない。
ワットチャイからウォーキングストリートの入り口まで一周する予定だったが、ソイ6手前で既にビショビショ。
風邪をひくかと思うほどだった。
ビーチロードは渋滞で動かない。
セブンイレブンで水を補給し、歩いてウォーキングストリートまで進むことにした。
バンセーンではタイ人しかいなかったが、ここでは世界中から集まった人々と水掛けバトル。
話したこともない、見たこともない人々と水を掛け合い、お酒も手伝って何が何だか分からないまま、ひたすら水鉄砲で通行人を狙う。
めっちゃ面白い!言いたいところだが、インド勢が少々やりすぎていて、正直鬱陶しかった。
あの国のしつこさは、ソンクラーンでも変わらない。
いつものようにClub Zeusへ向かい、店で飲み物を注文すると、無料で水鉄砲の補給ができた。
入り口付近の席を確保し、通行人に水を浴びせる。
皆が水鉄砲を片手にウォーキングストリートを遊び回り、道路はまるで洪水状態。
こっそりとXSに行き、昔よく絡んでた女の子にちょっかいを出そうとしたが、彼女の方が先に仕掛けてきた。
半年ぶりなのに、よく覚えていてくれたものだ。
しかし、ふとNちゃんをほったらかしにしていたことに気づき、彼女を見てみると、案の定、不機嫌になっていた。
すぐにケアをしつつ、再び遊びに戻ると、Nちゃんの機嫌も回復。
どうやらソンクラーンが好きらしい。
普段はこんなに簡単に機嫌が直ることはない。
結局、深夜0時から朝4時までびしょ濡れになりながら水遊びに興じた。
今回のタイ旅行は、ほとんど水遊びばかりしている。
バンセーンビーチとは違い、ウォーキングストリート付近は誰でも参加できる場所だ。
一人で行っても楽しめるし、水鉄砲を持っていれば、誰かしらが絡んでくる。
もちろん、タイの女の子もだ。
俺は、来年もソンクラーンに参加することを決めた。
超面白いからね。(笑)
続く。