この記事では、海外生活を快適にするために、私が利用しているクレジットカードやデビットカードについて詳しく紹介する。
特に、海外旅行保険や空港ラウンジ(プライオリティパス)、現地での現金調達に便利なカードを重点的に解説していく。
海外旅行保険とプライオリティパス
楽天プレミアムカード
まず、海外旅行で重要な要素の一つが保険である。
特に病気や事故が起こった際、手間なくカバーしてもらえる保険があるかどうかは非常に重要だ。
俺が現在利用しているのは楽天プレミアムカードで、これには自動で海外旅行保険が付帯しており、さらに2024年までは無制限に利用できるプライオリティ・パスが付いている。
プライオリティパス、というカードを持っていれば空港ラウンジに無料で入れる。
以下の記事のようなちょっと高級なラウンジに入ることができるんだ。
2024年まで楽天プレミアムカードの特典でついてくるプライオリティパスを使う予定だが、2025年以降は解約する予定だ。
なぜなら2025年からは、プライオリティパスを使ってのラウンジ利用を年5回に制限されるからだ。
というのも、年会費11000円がかかり、プライオリティパスで年に20回以上ラウンジを利用する俺にとっては、このカードが必要なくなってきたためだ。
もし年に1回か2回しかタイに行かないという人であれば、試しに作って空港ラウンジを利用するのもいいだろう。
ポイント還元で実質6000円で作れるのも魅力的だ。
セゾンゴールドアメリカンエキスプレスカード
楽天プレミアムカードの代わりに検討しているのがセゾンゴールド・アメリカンエキスプレスカードだ。
このカードの年会費は11000円だが、無料で維持できる手段があり、プライオリティ・パスも追加費用11000円で利用可能。
無料で維持する方法とは、まずセゾンパールアメリカンエキスプレスカードを発行する。
続いて、ちょっとの間そのカードを使っておくと、セゾンゴールドアメリカンエキスプレスカードへの招待状が届く。(絶対来るとは限らない。来る人とこない人がいるようだ。)
その招待状からセゾンゴールドアメリカンエキスプレスカードを発行すると、年1回以上利用すれば年会費無料でカードを維持できるというわけだ。
通常の申し込みでは年会費11000円がかかる。
ただし、このカードの特典のプライオリティ・パスは空港ラウンジのみの利用となり、空港内のレストランやその他のサービスは含まれない点がデメリットだ。
例えば、日本の中部国際空港ではお風呂やレストランがプライオリティ・パスで利用できたが、これが使えなくなるのは痛い点だ。
中部国際空港を頻繁に利用する場合は、楽天プレミアムカードが適しているだろう。
もし、中部国際空港をよく利用し、年2回程度の頻度でタイや海外へ行く予定の人には、楽天プレミアムカードを検討しよう。
私は2025年からは、セゾンゴールドアメリカンエキスプレスカードでプライオリティパスを発行する予定。
ちなみに、セゾンローズゴールドアメリカンエキスプレスカードで大丈夫。
海外旅行保険とプライオリティパスに関しては、セゾンゴールドアメリカンエキスプレスカードとほぼ同じだ。
このカードは年間1回でも決済すれば年会費が無料で、しかも海外旅行保険も付帯している。
※自動付帯ではなく利用付帯なので注意。
セゾンカード系の海外旅行保険は、飛行機などの公共交通乗用具の料金をカードで支払う必要がある。
具体的には、空港までの公共交通機関(バスや電車など)や飛行機の代金をカードで支払わない限り、保険が有効にならない。
しかし、他の旅行保険と比較すると、航空機遅延費用や手荷物紛失時の補償が付いている点が特徴である。
例えば、台風などで飛行機が飛ばず、翌日まで一泊しなければならない場合、その宿泊代が実費で支払われる。
また、食事代も補償されることがある。ホテルは自由に選べるが、上限は総額3万円。
また、出国後に公共交通乗用具をセゾンカードで支払えば、その時点から90日保険が有効になるのも特徴だ。
このように、セゾンカードの海外旅行保険には利用付帯ではあるが、旅行保険が欲しい人にはおすすめだろう。
以上が、プライオリティパスや旅行関係のカードに関する情報である。
2024年までは楽天プレミアムカードを使用し、2025年からはセゾンゴールドアメリカンエキスプレスカードで対応していく予定だ。
セゾンパールアメックスカードからの招待を待てる人はこちらのリンクから発行するとアマゾンギフト券8000円分をもらえる。
海外での決済方法:現金引き出しとお得なカード
次に、現地で現金を入手する際に便利なカードについて紹介する。
正直、パタヤにおいては、面倒な人は日本円を持っていき両替しても大きな損にはならない。
ただし、ほとんどの国では現金両替の際にかなり高い手数料がかかるのが現状である。
実際、どの両替所も公式レートよりも悪いレートを設定しているが、それは当然だろう。
人を雇って両替業務をしている以上、そのコストがかかるのは避けられないからだ。
そこで、俺が現金を引き出すために使っているカードについて説明しよう。
エポスカード
このカードは年会費が無料で、海外旅行保険も付帯している。公共交通乗用具を支払った時点から旅行保険が適用されるよ。
特に、キャッシング手数料が安くめっちゃ便利。
詳しくはこちらに記載した。
ワイズデビットカード
次に紹介するのは、海外でクレジットカード決済が可能なデビットカードの中で、特にお得な2枚のカードである
まず1つ目は、ワイズ デビットカードだ。
このカードは多くの国の通貨に対応しており、非常に使い勝手が良い。
現金で決済するよりも、このワイズ デビットカードで決済する方が、セディナカードや三井住友カードFS、エポスカードと比べて、はるかにお得に決済できる。
また、友達との旅行などで割り勘をする際に便利。送金手数料がかからないからだ。
日本で言うところのPayPayのように簡単に使える。友達にお金を送る時は送金手数料はかからない。
レボリュートカード
次に紹介するのは、レボリュートカードである。
このカードはワイズ デビットカードと同様に使えるが、対応通貨が少ない点で劣る。
レボリュートカードのメリットは、マスターカードのクレジットカードから手数料無料でチャージできる点である。
ほとんどのクレジットカードでチャージ時にポイントがつくため、これがワイズカードに対しての優位性となる。
具体的には、1万円をタイバーツに変えた場合、ワイズ デビットカードとレボリュートカードでは40円程度、ワイズデビットカードの方がレートがいい。
しかし、クレジットカードからのポイント還元も考慮すると、レボリュートカードが若干お得であると言える。
ただし、時間帯によって為替手数料がかかる。
他の通貨に変える際にはニューヨーク時間の金曜日午後5時から日曜日午後6時までの期間
、日本時間では土曜日午前7時〜月曜日午前8時。
サマータイムでは土曜日午前6時〜月曜日午前7時。
この期間に両替を行うと、すべての法定通貨に対して1.0%の為替手数料が追加される。
だから、この時間帯を避けて両替しておく必要がある。
これに慣れれば、より効率的に利用できるだろう。
レボリュートカードは、Androidのスマホならグーグルウォレットに登録して、タッチ決済が可能なのも便利である。
筆者はタイではレボリュートカードを多く使っているが、ワイズカードは友達との送金や他の国での利用に適している。
- レボリュートカードはワイズ デビットカードと似た使い方ができるが、対応通貨が少ない。
- マスターカードのクレジットカードから手数料無料でチャージ可能。
- クレジットカードのポイント還元があり、ワイズカードよりお得な場合もある
- 。
- 特定の時間帯(土曜午前7時~月曜午前8時、日本時間)に1.0%の為替手数料が発生。
- スマホタッチ決済が可能。
- 友達との送金にはワイズカードが適している。
以上で紹介したカードをまとめると、エポスカード、三井住友カードFS、セディナカード、ワイズ デビットカードの4枚が、海外で現地決済の際にお得な選択肢である。
ただし、4枚も持つのは面倒に感じるだろう。
そのため、「現金払いだけでいい」という人はクレジットカードのみで十分だ。
もっと便利に使いたいならワイズデビットカードとレボリュートカードを作ることを勧める。
番外編:アコムACカード
実は、「アコムACカード」は海外ATM利用で現金を引き出すのには最もお得。
しかし、私は発行予定がない。理由は消費者金融のカードであるため、将来的な審査や家族への影響を懸念しているからだ。
ネットでは影響はほとんどないと言われているが、それでも作りたくない人もいるだろう
まとめ
セゾンカード系で海外旅行保険とプライオリティパスを。
海外での現金引き出しには、三井住友カードFS、またはエポスカード。
最小装備で海外に行くなら、この2点で十分だ。
この2枚は実質年会費無料だ。
クレジットカードを何枚を持つのを面倒に感じる人もいるだろう。
もっとお得に旅行したい方は、普段使いはjalカードでマイルを貯める。
クレジットカードを使える海外のお店では、ワイズデビットカードかレボリュートカードを使おう。
どちらか1つを作りたい場合は、使い勝手のいいワイズデビットカードがおすすめだ。