「どうして私が近づくと、あなたはスマホの画面をオフにするの?」Nちゃんが問い詰める。
彼女の表情は険しい。
「前も言ったよね。あなた、他の女と連絡取ってるでしょ。私に何か隠してる。私が近づくとスマホの画面を切り替えるの、どうして?」
正直、俺は何も意識していなかった。
ただ一緒にいる時は、スマホをいじらずにNちゃんと話したいだけだ。
それを説明しても、彼女には通じない。
Nちゃんがトイレに行ったり、家事をしている時、暇だからスマホをいじる。
その後、彼女の用事が終われば、スマホを置いて会話に集中する。
だが確かに、彼女の視点からすれば怪しいかもしれない。
「でもこれ、ただのクセなんだよな…」
俺は心の中でつぶやくが、その夜は冷たい戦争が続いたまま、喧嘩した状態でベッドに入ることに。
こんな状態で寝るのは、本当に気分が悪い。
翌朝になっても、Nちゃんはまだ口を利かない。
重い空気の中、火鍋屋さんに向かう。
昨日、彼女が食べたいと言っていた店だ。
火鍋は美味しかったが、やっぱり気まずさが残る。
その後、エカマイのバスターミナルに行き、パタヤ行きのバスに乗ろうとするが、なんと3時間待ちの大混雑。
ハイシーズンだからだろうか?イライラする中で、なぜかNちゃんの機嫌が急に良くなる。
本当に、タイ人女性は謎が多い。
やがて、パタヤに戻る。堕落したぬくぬく生活が再開すると思うと、心が弾む。パタヤライフがまた始まるんだ。
タイ人女性と恋愛してみた 19話タイ人女性との楽しい生活日記!3日に1回くらい喧嘩してます。...
続く
いいアイキャッチ画像がなかったので今回はカオマンガイ。
ここ昼からやっているし、美味しいのでおすすめです。