次の日、ラン島で楽しく遊んだあと、フェリーに乗ってパタヤへ戻った。
ここから再び、パタヤライフが始まる。
「パタヤで何して遊ぶの?」ってよく聞かれるけど、答えはシンプル。
酒、酒、そしてまた酒。
この街の人たち、基本的に酒しか飲んでない。
クラブで酒を飲むか、ナイトマーケットの近くのベンチで酒を飲むか、それとも海岸にビニールシートを敷いて酒を飲むか。
選択肢はこの3つだけ。
Nちゃんも例外ではない。
仕事でも酒、プライベートでも酒。
時々休肝日を入れながら、ほぼこのループを繰り返していた。
ある日、Nちゃんの友達の結婚式があった。
マレーシアで一緒に働いていた同僚だ。
お相手はIT関係に勤めている、マレーシア在住のマレー系中国人。
タイ人なのでタイで結婚式を挙げることになったらしい。なぜか俺も出席することに。
日本の結婚式なら、友達の友達なんて絶対に呼ばれないけど、ここではウェルカムらしい。
ちょっと興味があったので、ついて行くことにした。
会場はこんな感じで、そんなに人は多くなかった。
タイの結婚式の料理はタイらしいローカルな感じで、どれも美味しかった。
ご祝儀的なものは一人300バーツらしい。
会場もそんなに大きくなく、特別豪華ってわけでもない。
これなら大金を使う必要もないし、日本の結婚式みたいに300万円もかける必要がないのが羨ましい。
そして、その場で二次会的なものが始まる。
大量の酒が出てきて、音楽をかけて、真昼間からみんなで踊り狂う。
これがタイなんだなあ。
ほんと、この国はアルコールと音楽が好きだ。
タイ人女性との結婚式はこんな感じなんだな、といい経験をさせてもらった。
しかし、この日の夜にはNちゃんの友達の誕生日パーティも控えていた。
なので、昼間から飲みすぎないように、酔っぱらったふりをして時間をやり過ごした。
一日に二度も飲みたくないが、タイ人女性と一緒にいると、どこにでも連れまわされるのが日常である。