パタヤナイトライフ
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タイ人女性と恋愛してみた

タイ人女性と恋愛してみた 9話

深夜便でスワンナプーム空港に到着し、朝までバスを待ってパタヤに向かうつもりだった。

ところが、この話をNちゃんにしたら

「だったらバンコクで遊ぼうよ。ついでに私は整形する」と言われ、彼女がホテルを取ってくれた。

そんなわけで、夜中に再会。

久しぶりに会ったNちゃんの顔は整形直後でパンパンに腫れていたけど、毎日ビデオ通話をしていたおかげで、久しぶりという感覚は不思議とあまりなかった。

ビデオ通話って、本当に遠距離恋愛を支えるんだなと実感。

そして、Nちゃんが唐突に「なんで私が4日間も電話しなかったか、わかる?」と切り出してきた。

俺は、「なぜ?」と尋ねた。

なんとマレーシアで客と殴り合いの喧嘩をしていたという。

ちなみに、その人はNちゃんの太客。マ〇ィアだった。

俺とNちゃんの写真をみたことが喧嘩のきっかけだ。

このマ〇ィアが殴りかかってきたそうだ。

「彼はとても嫉妬する。いつもそうだ。」

Nちゃんはそう言った。

そして、喧嘩直後の写真を見せてもらうと、顔がボコボコに腫れて、まるで岩石のようだった。

顔中が内出血で真っ赤に腫れ上がっていた。

マレーシアで不法就労している身だ。

警察に見つかれば、留置所に3か月入れられる。

それに加えて、異国の地のマ〇ィアと殴り合いをするなんて…もっと危ない目にあったらどうするんだ。

だが先に殴ったのはマフィアの男の方だ。

謝るために、Nちゃんを追っかけて、マレーシアからパタヤのコンドミニアムまで来た。

しかしNちゃんはもちろんご立腹で、自分の部屋に入ることを許可しなかった。

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ん?なんでNちゃんの住所を知っているんだ?

不思議に思い尋ねると、「彼は昔、ここに来たことがある。」

そう言われた。

その瞬間、俺の脳裏にある疑念がよぎる。

もしかして、その殴った相手はNちゃんのマレーシアでの彼氏だったんじゃないのか?

あるいは、色恋営業をしていたのか?

実際、そのマ〇ィアはNちゃんにかなりのお金を注ぎ込んでいたらしい。

彼は、俺とNちゃんがパタヤで一緒にいる間、何度も電話をかけてきていた。

1日7回は電話をする。ビデオ通話だ。

俺がそばにいることに気づかせないよう、Nちゃんは慎重に電話に出ていた。

Nちゃんは「彼に大金がなかったら、とっくにブロックしている!!!」

と、電話を終えるたびに言っていた。

実際はどのくらい仲がいいんだろうか?

まず、彼はマレーシアから、パタヤのNちゃんのコンドミニアムに来たことがある。

一緒に寝たんじゃないか。

大金を払って寝ないなんてあるのか?

残念ながら、確固たる証拠はない。

もしタイに彼女がいる人がこれを読んでいるなら、こうしたことが裏で行われているかもしれない。

もちろん、俺もいつか同じことをされるかもしれない。

まあそんなことは気にしないでおこう。

もやもやするが、この子は無事だった。それでいい。

そう思って就寝した。

翌日はバンコクをぶらぶら。タンブンをして、パタヤへ戻った。

場所はここ。

タンブンとは、タイで広く行われている仏教行事で、功徳を積むために行う善行を指す。

寺院に寄付をしたり、食べ物を僧侶に捧げたりすることで、現世や来世での幸運を願う。

タイ人にとって、タンブンは生活の一部であり、大切な文化的行事だ。

今回はNちゃんと一緒に、寺院で僧侶にお供え物をして、心が洗われるようなひとときを過ごした。

その後、二人でパタヤへ戻り、また穏やかな日常に戻った。

いや、穏やかじゃないな。ここから何度も喧嘩することになる。

続く。

タイ人女性と恋愛してみた 10話次の日、Nちゃんと一緒に1泊2日のラン島旅行に出かけた。 実は、タイに来てから6年目にして初めてのラン島だった。 これまでは何度も行こうと思っていたが、結局いつも夜の街で遊ぶのを優先して、行く機会を逃していた。 日本を出国する前、Nちゃんとのやり取りで、「ラン島に行ったことある?行きたい?」と聞かれたので、今回は行ってみることにした。 Nちゃんがすでにプランを手配してくれていたので、すべてお任せ。ありがとう。...
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