True Money Walletは、タイの大手通信会社Trueが提供するデジタルウォレットサービスだ。スマートフォンアプリを使って決済ができる、いわばタイ版のPayPayのようなサービスって思ってもらえればいい。
タイ国内では多くの店舗で利用できる。
外国人でも一定の条件を満たせば使える。ビザなしでも作れるが、ビザがあるとより便利だった。
PromptPayスキャンが使えた
True Money Walletの一番の利点は、ビザを持っていればPromptPayのQRコードスキャンも使えることだ。これが本当に便利。
PromptPayはタイの国民的決済システムで、屋台から高級レストランまで幅広く対応している。
True Money WalletでPromptPayが使えるとめっちゃ楽。 屋台の支払いが劇的に楽になった。
今まで小銭を数えながら支払っていたのが、金額を入力してQRコードをスキャンするだけで済む。
チャージは面倒くさい
銀行口座を持っているなら問題ないのだが、筆者は持っていなかった。
だから現金をセブンイレブンに持っていき、店員さんにお願いしてチャージしていた。
一応他に方法はある。でもこれが一番確実だと思ってこの方法を選択した。
現金でチャージするなら、「それなら最初から現金で払えばよくね?」という疑問が湧いてくる。
確かにその通りで、チャージの手間を考えると現金の方が楽な場面も多い。(笑)
深夜メンテナンスがよくある
厄介だったのが、23時から4時にかけてメンテナンスが頻繁に起こることだ。
筆者は深夜に活動するので、肝心な時間帯に使えないことがある。
実際に屋台で支払おうとしたら「メンテナンス中です」と表示されて、結局現金で払ったことが何度もあった。
とはいえ、細かい支払いには確実に便利だ。
・コンビニでの買い物
・ カフェでのドリンク代
・一部のレストラン
こういった場面では、小銭を探す手間が省けて快適。特に1バーツ、2バーツといった細かいお釣りを気にしなくていいのは楽だ。
True Money Wallet払いでポイントがつく
True Money Walletにはポイントシステムもある。支払いをするとコイン(ポイントのようなもの)が貯まった。
ただし、いくら支払えばポイントがつくかの仕組みは正直よくわかってない。
時々コインが増えているのに気づく程度で、積極的に貯めようという気にはならない。
筆者は60コイン貯まったので20バーツと交換することができた。まあないよりはマシだね。
知らない間にポイントが貯まって20バーツもらえるのは、ちょっとした得した気分になる。
登録に必要な書類
True Money Walletの登録には以下の書類が必要だ:
1. ビザの書類
2. ビザ支払いの領収書
3. パスポート
まとめ
True Money Walletは確かに便利だが、これだけで完全キャッシュレスは無理だ。心細いというのが正直な感想。
現金は持ち歩く必要があるようだ。